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エイリアン制作40周年記念版4K-UHD/BDレビュー部分的に本物4K

2020年1月1日

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エイリアン 制作40周年記念版 4K-UHD BD パッケージ表面

エイリアン制作40周年記念版」の4K-Ultra HD Blu-ray/Blu-ray盤のレビューです。

 

※40周年記念版は4K-Ultra HD盤のみで、セットのBlu-ray盤は過去に発売された「日本語吹替完全版Blu-ray」と同じ物です。

 

シリーズ化され親しまれている、SFホラー映画の金字塔としてもはや説明の必要が無いほどの大傑作。

これだけの作品ですから、やっぱり4Kの超高画質で持っておきたいですよね。

 

ということで、4K-Ultra HD Blu-rayの画質がとても気になるので、画質・音質を検証してみましたよ。

どのくらいの画質・音質になっているのでしょうか?

 

※こちらは輸入盤ではなく、国内版4K-Ultra HD Blu-ray盤とBlu-ray盤のセットでの評価です。

以下4K-Ultra HD Blu-rayを4K-UHD、Blu-rayをBDと略します。

 

管理人のレビュー方針・評価能力について

ちなみに私、大人気漫画「 キングダム 」でいうと「 麃公 ( ひょうこう ) 将軍」タイプの本能型なので、上手く作品の評論が出来ません。

「良いか悪いか」、「面白いか面白くないか」は直感的に感じられるけど、どこがどうだから面白いか、という細かいところは気にしないし表現出来ません。

ですから、作品に対する深い考察みたいなものはAmazonレビューとかでも上手に語っている方が沢山いらっしゃるのでそちらにお任せします。

基本観て内容が気に入ったものしか買いませんので、パッケージソフトでレビューしてるものはお気に入りの作品ということでご理解ください。

そういうことで画質・音質中心のレビューをしますね。

画質・音質レビューも「綺麗か汚いか」、「音が良いか悪いか」のみで、「コントラスト」がどうの「白浮き」がどうの「ダイナミックレンジ」がどうのみたいなことは判りません。

その代わり、私は「スーパーリアルイラスト」という写真のような絵が描ける能力があり、そのため画像判別能力は普通ではないことを記しておきますので判断材料にしてください。

耳も普通よりは良いと思いますが、なんせもう50才になるので若い頃聞こえてた音が聞き取れなくなっています。

音質面の詳細なレビューは少なめです。

 

作品評価 9点
画質評価 BD / 9点

4K-UHD / 6点

音質評価 BD / 7点

4K-UHD / 8点

※画質評価は「2Kテレビでの評価」で、4K-UHD盤は「4Kテレビのデモ映像」と「2Kテレビで見たyoutubeの8K映像」を10点満点としますのでかなり厳しい点をつけています。

音質評価は音量や音響効果も加味しての点数です。

 

ディスクはBD / 4K-UHDともに「劇場公開版」と「ディレクターズカット版」の本編2つを同時収録。

検証は「劇場公開版」で行いました。

 

BD / 4K-UHDともにレジューム再生対応。

設定も前回のままで続きが観れます。

 

字幕は読みやすい明るさとなっていますね。

 

エイリアン ( 日本語吹替完全版 ) のBD盤の画質面

 

粒子感はほんの少しありますが、かなり上質。

画質はかなり良いですが、アンソロジーBOX盤も良かったのであまり大きな違いは感じられませんでした。

しかし、所々にかなりの差を感じるシーンはあります。

 

BD盤としてはすごく優秀で、アンソロジーBOX盤でも感じましたが、とても40年前の作品とは思えない品質ですよ。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

観たことがある方はこちらをクリック

オープニングの宇宙空間、星はちゃんと白くくっきりで、浮かぶ白い文字もくっきり。

アンソロジーBOX盤よりも星に輝きが感じられます。

 

進むノストロモ号の船体下が映るシーンでは、ノイズっぽいのは同じですが色味が青くなっているように感じます。

 

場面が船内に変わり、壁面などの質感の高さに感心します。

アンソロジーBOX盤とは、光る壁面や壁の質感などで明らかに差がありますね。

おかげで、アンソロジーBOX盤だと平面的に感じたところが、奥行きなどの立体感が出てます。

 

長期スリープ装置から目覚めるシーンも白いセットが美しい。

 

惑星探査のためノストロモ号から探査船を出すシーンでは、噴き出すジェットの光が綺麗でリアルですよ。

惑星の向こうに見える星雲も細かいところまで分かります。

 

鮮明なので、降り立った暗い惑星の景観の様子が良く見えますね。

空に見える恒星もハッキリと分かります。

ヘルメットの質感とヘッドライトの光がリアル。

 

エイリアンの宇宙船を初めて見つめるシーンでは、まるで絵画のように見え、美しさすら感じます。

 

やっぱり今見ても「H.R.ギーガー」のデザインはすごい。

不気味だけどとても美しいですよ。

 

暗い「エイリアン・シップ」内のツヤツヤな内壁に反射するヘッドライトの光もリアル。

砲座の質感もとても素晴らしい。

 

「エイリアン・エッグ」を見つける場所では遠景でのショットがとても美しいです。

エッグの透けて見える中身もハッキリと分かります。

 

「フェイス・ハガー」が取り付いたケインの胸の質感がすごい。

アップのシーンは本当に高画質。とても40年前の素材とは思えないです。

 

解像度が上がり過ぎて、フェイス・ハガーの血液で床に穴が開くところは、床が発泡スチロールだというのがはっきりと分かってしまいました。

 

エイリアンのツヤツヤ加減や自爆装置の金属感も素晴らしい。

リプリーの肌質感も申し分なしです。

 

青い光が多用されていますが、色彩も美しいです。

ただ、薄暗いところにはノイジーさがあります。

 

かなりの高画質ですよ。

 

エイリアン ( 日本語吹替完全版 ) のBD盤の音質面

 

音声はDTS HD マスターオーディオ5.1ch仕様。

 

同じ仕様ですが、「エイリアン アンソロジー・ブルーレイBOX版」の音質からは結構向上しています。

 

音のしゃっきり感とリアリティが上がっていて、とても鮮明です。

そのぶん画面との親和性が良くなり、キャラクターが実際にしゃべっている感がアップしていますね。

 

それぞれの効果音も生々しさが増してます。

 

ただ、音場は前方に片寄っていて、後方からの音はあまり聴こえません。

これはちょっと残念ですね。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

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オープニングから不穏な空気の効果音が流れますが、アンソロジーBOX盤よりもしっかりと聞き取れます。

宇宙船の音や物音も解像感が高い。

 

惑星探査にエイリアンのいる星に降下するシーンでは、着陸の轟音がある中、セリフや効果音などは轟音を上回る音量で収録されているので、とても聴きやすいです。

 

惑星上を吹き荒れる嵐の暴風音が迫力です。

 

船外の耳障りな風の音と、船内の静寂とが交互に来ます。

これは「ノイズが無い上質なAVアンプ」だと、音の違いがさらに強調されて上質な体験が出来るのでオススメです。

静寂からいきなり轟音を出すのはテレビのスピーカーでは無理ですからね。

音は非常に鮮明ですが、重低音は物足りないです。

IT / それが見えたら終わり」くらいにズン、と効いてたらまたひと味違う美味しさが出るんですけどね。

 

エイリアン制作40周年記念版の4K-UHD盤の画質面

 

色彩は他の作品の4K-UHD盤と同じように濃くなっています。

そのままの画質設定では暗いのかも。

 

全体にかなり暗いですね。

これは画質調整しないとツラい。

不自然にならないくらいにプレーヤーでめいっぱい明るく調整してみましたが、やっぱり限界があります。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

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オープニング、確かにBD盤よりは細かくなっているようですが、なんだか星の光が小さく暗くなっていますね。

 

「ALIEN」のタイトルが浮かぶ時に、白い文字に「ザー」って感じのノイズが入るところもBDのままです。

デジタルレストア出来なかったんでしょうか?

あのノイズが消えて滑らかになってたら、かなり価値あったんですけどね。

 

残念、最初のノストロモ号の船体下が通り過ぎるシーンではBD盤で感じたノイズがそのままあります。

やっぱりレストアはされていないみたい。

 

船内に場面が変わると、やっぱり精細感は上がっているけど光が弱くて暗いですね。

壁面とかが判別しづらくなっています。

 

自動で立ち上がるコンピューターの操作ランプもリアル度は上がったけど暗い。

モニター画面に出る文字も暗い。

 

空気感が少し感じられるようになって、リアリティは上がったのですが、劇中の光に力がないです。

BD盤は明るく鮮明だったのに、これは画面自体もライトなどの光の光量も暗い。

 

乗組員が目覚めて初めての食事シーン、ザラつきも目立つし、乗組員の顔の鮮鋭感も無いです。

これはBD盤のほうが良い。

 

マザーの部屋もBD盤と変化なしです。

 

なんとか明るくなるように画質調整をしたけど、明るさを調整したから黒が締まらない。

けど戻すと暗すぎる。

明るく鮮明なBD盤を観たあとだと、かなりストレスを感じますね。

 

人の顔もピントが合うとBDよりはるかに細かいけど、ピントが合ってないとBD盤より悪いです。

 

BD盤で感じたくっきり立体的な感じがなくなっています。

 

しかし、暗さなど一部を除けばBD盤とは別物の体験が出来ます。

宇宙船の外観などは精細感がかなり上がっているので、探査船を切り離すところで模型だとハッキリと感じられるくらいになっています。

 

噴射して発進する探査船のシーンが異常に綺麗

惑星に降下する場面の「惑星表面」も、惑星の向こうに見える「星雲」も、BD盤とはケタ違いに細かくなっています。

 

なんだかBD盤で高画質に感じたところが悪くなってて、そうでもなかったところが凄く綺麗になっている感じ。

 

惑星上に降りたあとの「エイリアン・シップ」と、空に浮かぶ「リングのある恒星」が出るシーンは別物ですね。

 

解像感が上がって、エイリアン・シップの外壁がとても良く見えるように。

 

内部を移動する時に映る内壁もBD盤とはリアルさのケタが違う。

 

撮影カメラに写り込むヘッドライトの光の反射がハンパないリアルさです。

 

しかし、残念ながら砲座のシーンは精細感は凄いけどBD盤のほうが明らかに綺麗。

砲手の化石の色が薄い。

やっぱり明るさが暗いせいでしょうね。

 

その後のエイリアン・エッグを発見するシーンの空間を映した遠景でも、レーザーの青色や壁面にあった黄金色のような色が薄まり、非常に単調な色彩になっています。

精細感は凄いのになあ。

 

でも、BD盤では分からなかった青いレーザー光の下のエイリアン・エッグが見える!

 

エイリアン・エッグの質感も凄いなあ。

エッグの中が見えすぎて怖い。

中の動いてるものが生物らしい、というのがハッキリと分かります。

 

しかし、「フェイス・ハガー」の血液で床が溶ける場面では、BD盤のほうがスチロール感がハッキリと分かりますね。

本編中に、ものすごく綺麗なところと、BD盤と変わらない・もしくは悪い、というところが混ざり合っていますね。

特にエイリアン・エッグやフェイス・ハガーあたりのシーンは本物の4Kネイティブと言っていいですね。

本物4Kネイティブ盤の「イコライザー」にも負けていない。

でも、画質差が激しいです。

 

なんだか物語の初めの方に画質の良くないシーンが多かったように感じました。

 

ちなみに部屋の照明を落として鑑賞すると、普通に照明ありで観たBD盤と同じくらいの明るさになりました。

ただ、そうするとノイズが増えて見えます。

 

エイリアン制作40周年記念版の4K-UHD盤の音質面

 

音声はDTS HD マスターオーディオ5.1ch仕様。

 

同じ仕様ですが、マスターが違うのか音質は良くなっています。

 

音の鮮度は高くなっていますので、降りた惑星の強風の轟音がだいぶん迫力が増してますね。

ダイナミックに感じるのは良いですよ。

 

セリフも鮮度が高いので古臭く感じません。

 

ただ、音場はBD盤と比べ、少し右後ろの方角が広がっただけでほとんど同じ。

音響効果も、BD盤と同じで、後ろからの音がほとんど無いですから。

 

セリフや物音などの効果音も、古い音源を鋭くしたように感じたBD盤とは違い、自然な音質になってるように感じましたね。

全体にBD盤からはだいぶん良くなっていると感じましたよ。

 

 

 

作品基本情報

 

監督 リドリー・スコット
脚本 ダン・オバノン
原案 ダン・オバノン / ロナルド・シャセット
制作 ゴードン・キャロル / デヴィッド・ガイラー / ウォルター・ヒル
製作総指揮 ロナルド・シャセット
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
劇場公開年 1979年公開
キャスト エレン・リプリー : シガニー・ウィーバー

アーサー・ダラス : トム・スケリット

ギルバート・ケイン : ジョン・ハート

アッシュ : イアン・ホルム

デニス・パーカー : ヤフェット・コットー

サミュエル・ブレット : ハリー・ディーン・スタントン

ジョーン・ランバート : ヴェロニカ・カートライト

 

製品基本情報

 

発売年 2019年発売
本編時間  4K-UHD / BD共に劇場公開版117分 / ディレクターズ・カット版116分
映像特典 4K-UHD / スタッフとキャストによる音声解説

・リドリー・スコット監督による音声解説 ( 劇場公開版のみ )

・ミュージック・トラック ( 劇場公開版のみ )

・作曲者によるオリジナル・ミュージック・トラック ( 劇場公開版のみ )

・未公開シーン集 インデックス

・未公開シーン表示機能 ( ディレクターズ・カット版のみ )

BD / リドリー・スコット監督によるイントロダクション ( ディレクターズ・カット版のみ )

・スタッフとキャストによる音声解説

・リドリー・スコット監督による音声解説 ( 劇場公開版のみ )

・ミュージック・トラック インデックス付き( 劇場公開版のみ )

・作曲家によるオリジナル・ミュージック・トラック インデックス付き( 劇場公開版のみ )

・未公開シーン集 インデックスおよび表示機能付き

ディスク情報 4K-UHD / ディスク1枚/2層収録66GB・H265 / HEVC方式

BD / ディスク1枚/2層収録50GB・H264/AVC方式

映像収録情報 4K-UHD / 16✕9 ( 2.35:1 )3840✕2160p

BD / 16✕9 ( 2.35:1 )1920✕1080p

音声収録情報 4K-UHD / DTS HD マスター・オーディオ5.1ch英語

・DTS HD マスター・オーディオ4.1ch英語

・DTS HD マスター・オーディオ2.0chサラウンド英語

・ドルビーデジタル1.0ch日本語 < VHS / DVD版 > ( 劇場公開版のみ )

・DTS デジタル・サラウンド5.1ch日本語< BD / DVD版 > ( ディレクターズ・カット版のみ )

BD / DTS HD マスター・オーディオ5.1ch英語

・ドルビーデジタル1.0ch日本語 < テレビ朝日版※放送素材パート意外は字幕 > ( 劇場公開版のみ )

・ドルビーデジタル1.0ch日本語 < フジテレビ版 > ( 劇場公開版のみ )

・ドルビーデジタル1.0ch日本語 < LD版 > ( 劇場公開版のみ )

・ドルビーデジタル1.0ch日本語 < VHS / DVD版 > ( 劇場公開版のみ )

・DTS デジタル・サラウンド5.1ch日本語< BD / DVD版 > ( ディレクターズ・カット版のみ )

字幕情報 4K-UHD / BD共に

日本語字幕

英語字幕

定価 / 実売価格帯 5990円+税 / 4000円前後※記事作成時点の価格ですので変動あり・購入前には必ずご自身でご確認ください
発売元 株式会社 20世紀・フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

※私の視聴環境

 

金欠なのでビンテージものばかりですが・・・画も音もお気に入りです。

TVモニター

※AVアンプがあるためモニター用途として使用

東芝 CELL REGZA 46XE2
4Kブルーレイレコーダー パナソニック DMR-4W200
AVアンプ パイオニア SC-LX86
9chスピーカー ( イマーシブオーディオ非対応 ) メイン・サラウンド・サラウンドバック=デノン SC-700✕3組

センター=デノン SC-E757✕1本

フロントトップ=KEF Q300 ( リニューアル版 )✕1組

ウーファー ヤマハ YST-SW800✕1基

 

私が未だに4Kテレビを導入しないというか導入できなくなっている理由はこちら↓ 

なぜ4K-UHDなのに2Kテレビでレビューしているのかが分かります。

4Kテレビの画質ってどう思います?その必要性に大きな疑問符が

 

まとめ

 

4K-UHD盤は、いまいちな部分と強烈に綺麗な部分が混ざり合うという、少し残念なものでした。

 

私はBD盤、すなわち「日本語吹替完全版BD」がトータルで1番品質が良いのでは、と感じましたね。

 

4K-UHD版にはどちらもセットされていますので、強烈な美しさのシーンを体験したければ、4K-UHDを買えばいいです。

4Kの暗さは普通に鑑賞するにはストレスになりますから、普段はBDで鑑賞、たまに超高画質シーンが見たくなれば4K、というように使い分ければいいかと。

 

4K-UHD盤は、美しいシーンは本当に「強烈に凄い」ので体験すべきですよ。

 

 

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