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クリント・イーストウッド/運び屋4K-UHD/BDレビュー本物の4K!

2019年12月16日

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運び屋 4K-UHD パッケージ表面

クリント・イーストウッド「運び屋4K-Ultra HD Blu-ray/Blu-rayセットのレビューです。

 

まずは、画質云々よりも、作品としてとても素晴らしい本作。

この作品を手元に置けることがとても幸せです。

 

80代の年齢で麻薬カルテルのドラッグ運び屋をしたレオ・シャープの実話が元になっています。

実話ベースですが娯楽作としても一級品。

あの年齢でこんな傑作を作れるクリント・イーストウッドは凄いとしか言いようがない。

 

※こちらは輸入盤ではなく、国内版4K-Ultra HD Blu-ray盤とBlu-ray盤のセットでの評価です。

以下4K-Ultra HD Blu-rayを4K-UHD、Blu-rayをBDと略します。

 

ディスクはBD、4K-UHD共にしっかりチェックしました。

さすがについ最近の作品ですね、4K-UHDはネイティブ4Kマスターの本物です。

 

管理人のレビュー方針・評価能力について

ちなみに私、大人気漫画「 キングダム 」でいうと「 麃公 ( ひょうこう ) 将軍」タイプの本能型なので、上手く作品の評論が出来ません。

「良いか悪いか」、「面白いか面白くないか」は直感的に感じられるけど、どこがどうだから面白いか、という細かいところは気にしないし表現出来ません。

ですから、作品に対する深い考察みたいなものはAmazonレビューとかでも上手に語っている方が沢山いらっしゃるのでそちらにお任せします。

基本観て内容が気に入ったものしか買いませんので、パッケージソフトでレビューしてるものはお気に入りの作品ということでご理解ください。

そういうことで画質・音質中心のレビューをしますね。

画質・音質レビューも「綺麗か汚いか」、「音が良いか悪いか」のみで、「コントラスト」がどうの「白浮き」がどうの「ダイナミックレンジ」がどうのみたいなことは判りません。

その代わり、私は「スーパーリアルイラスト」という写真のような絵が描ける能力があり、そのため画像判別能力は普通ではないことを記しておきますので判断材料にしてください。

耳も普通よりは良いと思いますが、なんせもう50才になるので若い頃聞こえてた音が聞き取れなくなっています。

音質面の詳細なレビューは少なめです。

 

作品評価 10点
画質評価 4K-UHD盤 / 7点

BD盤 / 7点

音質評価 4K-UHD盤 / 6点

BD盤 / 6点

※画質評価は「2Kテレビでの評価」で、4K-UHD盤は「4Kテレビのデモ映像」と「2Kテレビで見たyoutubeの8K映像」を10点満点としますのでかなり厳しい点をつけています。

音質評価は音量や音響効果も加味しての点数です。

 

運び屋/BD盤の画質面

 

全体に極上とまでは言えないですが、BDとしては上質な画質。

 

ノイズはほとんどみられず、グレーっぽい部分にほんの少し感じられるくらい。

わずかに粒子っぽさがあるでしょうか。

 

ピントが合っている部分はなかなか鮮明ですが、ピントが合っていない部分はちょっと鮮度が足りない印象。

本当に高画質だと、ピントが合ってなくても関係なく鮮明になります。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

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クリント演じる主人公の老人アールが経営する"観賞花「デイリリー」"の農園から始まる本作。

1日しか咲かないというデイリリーのアップは美しいです。

 

アールの娘宅の垣根などの植物の質感は上々。

 

メキシコの街エルパソに到着したアールの古ぼけたトラックの質感もいい。

 

エルパソのドラッグディーラーのアジト、タイヤショップ倉庫内では暗い部分に少し粒子感があります。

アールの顔のアップでは質感が良く出ていますね。

 

シカゴのDEA本部の建物も鮮明。

ローレンスフィッシュバーン演じる主任捜査官の顔の質感も良い。

 

ブラッドリークーパー演じるベイツ捜査官が、車内から望遠カメラでカルテルメンバーたちを覗く画面はリアルです。

 

アールの初めての運び屋仕事、ドラッグと知らずに高速で荷物を運ぶアールのトラック内に差し込む夕日が美しい。

2度目の運び屋仕事でも、アールが走るニューメキシコ州の空が素晴らしいです。

その後も運び屋仕事をする度に、まるでロードムービーのように映画を観ている自分もアールと共にアメリカの大地を走っているような感覚がとても楽しい。

 

アンディ・ガルシア演じるメキシコの麻薬カルテルのボスの邸宅に招かれたシーンでは、陽光下で大邸宅も高級車も輝いています。

 

病気で倒れた妻の元へ、運び屋の仕事をほっぽり出して訪れるアール。

穏やかな光りの中で妻の世話をする姿も美しく映ります。

ハッとするほど高精細なシーンはないですが、安心して観てられる高水準な画質ですね。

高画質BD盤の平均的なレベルといったところです。

 

運び屋/BD盤の音質面

 

音声はDTS HDマスターオーディオ 5.1ch。

 

基本的に派手なシーンがほとんど無いので、音響効果や音圧は控えめです。

しかしセリフなどは鮮明で、音質自体は上々。

 

必要なときだけ音場が広がり、あとは前方中心となる音響設計です。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

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何度となく無事にブツを運んだアールがとうとう捕まってしまう場面、やっぱり派手さはないけれど、追跡するヘリの音などがしっかりとその場面に見合った音響効果になっています。

エンディングに続くカントリー曲「老いを受け入れるな」が心に染みます。

 

運び屋/4K-UHD盤の画質面

 

BD盤に比べて日射しなどの光が圧倒的に明るくなっています。

SDRの2KフルハイビジョンテレビでもHDRの恩恵があるのか・・・。

あまりに明るいと感じてしまいますが、黒はしっかりと締まっているので、これで正解なのでしょう。

 

最初のワーナーロゴやオープニングロールの文字から別物。

見た感じ、BD盤とは完全に画質のケタが違いますので、マスターは4Kネイティブに違いないでしょう。

ベールを剥がしたなんていうレベルではなく、根本から別の画質。

本物の4K超高精細映像です。

 

しかし、字幕はかなり灰色になり、BD盤より読みづらくなったのは残念。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

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オープニング、アールのデイリリーの農園の花たちの鮮やかな色合いがとても素晴らしいです。

花びらや、そこに付いた水滴のリアリティがBD盤とは段違い。

 

花畑のなかに浮かぶクレジットタイトルの白文字も鋭いです。

 

アールの自宅周りの木々や風景、農園ハウス内のビニールトタンなどのリアリティが凄い。

全てが別物。

帽子で影になっている部分すらハッキリと見えるようになったため、登場人物の表情が非常によく分かるようになりました。

 

デイリリーの品評会でアールが貰うグラス型のトロフィーが美しいし、スピーチでスポットライトを浴びるシーンが半端なくリアル。

ウェディングドレスを着たアールの娘の肌質感も別物です。

 

最盛期のアールの農園が映るが、素晴らしく美しい。

 

高速道路、映る景色、街並み、アールのオンボロトラックなど、どの場面、どの映り込む物をとっても「本当感」が出ています。

アールの顔のアップが肌質感半端ないですよ。

 

アールと共に見るアメリカの大地や空がとてつもなく美しい。

全ての質感が鮮明でリアルそのものです。

BD盤の映像のぬるさが無くなり、「全てのフォーカスが強烈に合った映像」、と表現するのが正しいと思います。

 

ただ、室内シーンでは少しノイジーさがある場面も見受けられるのが残念です。

 

運び屋/4K-UHD盤の音質面

 

音声はBD盤と同じDTS HDマスターオーディオ5.1ch。

 

そのためBD盤との違いは感じられませんでした。

 

基本的に派手なシーンがほとんど無いので、音響効果や音圧は控えめです。

しかしセリフなどは鮮明で、音質自体は上々。

 

必要なときだけ音場が広がり、あとは前方中心となる音響設計なのも同じです。

 

 

作品基本情報

 

監督 / 制作 クリント・イーストウッド
脚本 ニック・シェンク
原案

ニューヨーク・タイムズの記事「シナロア・カルテルの90歳の麻薬運び人」

サム・ドルニック
製作総指揮 アーロン・L・ギルバート
音楽 アルトゥロ・サンドバル
劇場公開年 2019年公開
キャスト アール・ストーン : クリント・イーストウッド

コリン・ベイツ捜査官 : ブラッドリー・クーパー

主任特別捜査官 : ローレンス・フィッシュバーン

トレビノ捜査官 : マイケル・ペーニャ

フリオ : イグナシオ・セリッチオ

ラトン : アンディ・ガルシア

メアリー : ダイアン・ウィースト

アイリス・アリソン・イーストウッド

ジニー : タイッサ・ファーミガ

 

製品基本情報

 

発売年 2019年発売
本編時間 4K-UHD / BD共に116分
映像特典※BDのみ  

BD /

メイキング「Nobody Runs Forever」/ : 敢然と銀幕に復帰した俳優イーストウッドについて製作・監督のクリント・イーストウッド本人と『運び屋』の豪華キャスト陣、撮影クルーが語る。

ミュージック・クリップ/ (“Don't Let the Old Man In" by Toby Keith)

ディスク情報 4K-UHD / ディスク1枚/2層収録66GB・H265 / HEVC方式

BD / ディスク1枚 / 2層収録50GB・H264/AVC方式

映像収録情報 4K-UHD / 16✕9 ( 2.35:1 )3840✕2160p

BD/16✕9 ( 2.35:1 )1920✕1080p

音声収録情報 4K-UHD / DTS HD Master Audio5.1chサラウンド英語

ドルビーデジタル5.1chサラウンド日本語

BD / DTS HD Master Audio5.1chサラウンド英語

ドルビーデジタル5.1chサラウンド日本語

字幕情報 日本語字幕

英語字幕

定価 / 実売価格帯 5990円+税 / 4000円前後※記事作成時点の価格ですので変動あり・購入前には必ずご自身でご確認ください
発売元 株式会社ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメント

 

※私の視聴環境

金欠なのでビンテージものばかりですが・・・画も音もお気に入りです。

TVモニター

※AVアンプがあるためモニター用途として使用

東芝 CELL REGZA 46XE2
4Kブルーレイレコーダー パナソニック DMR-4W200
AVアンプ パイオニア SC-LX86
9chスピーカー ( イマーシブオーディオ非対応 ) メイン・サラウンド・サラウンドバック=デノン SC-700✕3組

センター=デノン SC-E757✕1本

フロントトップ=KEF Q300 ( リニューアル版 )✕1組

ウーファー ヤマハ YST-SW800✕1基

 

私が未だに4Kテレビを導入しないというか導入できなくなっている理由はこちら↓ 

なぜ4K-UHDなのに2Kテレビでレビューしているのかが分かります。

4Kテレビの画質ってどう思います?その必要性に大きな疑問符が

 

まとめ

 

セットのBD盤は、一応、高画質なBD盤の平均的な品質。

マスターは4Kではなく2Kを使用したものでしょう。

 

しかし4K-UHD盤はちゃんと4Kネイティブマスターを使用した本物の4K画質です。

 

音声はBDも4K-UHDもどちらも控えめな普通の内容だったので、4K盤はもう少し頑張ってほしかったですけどね。

 

数少ない「本物の4K画質」盤で「これだけの傑作作品」ですから、買わない理由はありませんよ。

 

 

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