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スターウォーズEp9 /スカイウォーカーの夜明けのネタバレ感想!

2019年12月30日

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スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け パンフレット

2019年12月28日に、私も遅ればせながら「スターウォーズEp9 スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。

 

ネタバレなし、あり、で簡単な感想を書かせていただきます。

映画館での画質、音質もレビューしますね。

 

ちなみに「I-MAXシアター2D」での鑑賞です。

以前、前作の「最後のジェダイ」を「I-MAXシアター3D」で観たところ、戦艦ドレッドノートなどの巨大感が全く感じられず思いっきりチャチに見え3D版にしたことを後悔しましたので、今回は2Dにしました。

苦笑。

 

画像は購入したパンフレットです。

 

もう、「サーガの完結」とあってね、片道2時間半かけて100km以上離れた映画館まで観に行きましたよ。

映画館が近くに全く無いとは、動画配信などの影響があるとはいえなんて世の中になってしまったのでしょう・・・。

 

田舎暮らしはめちゃくちゃ損ですよ。

近くにあれば2回、3回と、1日中観るところでなんですけど、たったの1回で終わりです。

悲しい・・・。

 

内容のレビューには全く自信がないので感想を書くのは気が引けるのですが、この昨品だけはどうしてもレビューで感想を言いたくなったので書かせていただきました。

浅い内容だとは思いますが、よければお付き合いくださいね。

 

ちなみに、目次でもネタバレしてしまうかもしれないので観てない方は眼に入れないでね。笑。

 

スターウォーズEp9 /スカイウォーカーの夜明けのネタバレなしの感想!

 

1回しか観れていないので、ちゃんと把握出来ていない部分もあるのはご容赦ください。

まずは物語の感想から。

 

スターウォーズEp9/スカイウォーカーの夜明けの物語の感想

 

感想としては、観終わって満足感は充分あるにはあるんだけど、なんだか納得がいかないというか、「もうちょっとどうにかならなかったのかな」、「もったいないな」、という印象です。

 

いや、楽しめたのは楽しめたんですよ。ほんと。

てんこ盛りでエピソードが詰め込まれていますし、前作で結論が出ていなかった部分も決着が付きました。

「全て終わらせる・・・」のキャッチコピーどおり、まさしくちゃんと終わらせることが出来ています。

 

※本当にとうとう終わってしまったのが非常に寂しいですが・・・。

9作で終わることは創造主であるルーカスによって決められていたので仕方ないんだけど、名残惜しい。

 

感情に訴えるシーンも多くて、シリーズでいちばん劇中に涙しましたし、感動に包み込まれるのは確かです。

満足感はありますし、4K-Ultra HD Blu-rayソフトが出たら必ず買います。

 

それぞれの場面の映像の出来も素晴らしい。

よくぞここまでCGで作ったよ、という大迫力のシーンが山ほどあります。

ゆるい笑いのシーンも織り交ぜられているし、レイとカイロ・レンの内面も良く描かれていて、サーガの最後にふさわしい見応えは充分。

 

ただ、前作同様の「えっ? フォースってそこまでアリ ? 」という部分があったり、オマージュと言うにはあまりにもEp6の「ジェダイの復讐」に寄せすぎてない ? な感じだったり、なんかご都合主義だし単純だよね、みたいなところを話の流れから感じてしまいました。

あと、前作からの大きな疑問は解消されましたが、本作中に出てくる小さな疑問点はスルーされちゃったりしてます。

 

そういうところが、もうちょっとどうにかならなかったのかな、という感想につながってしまいましたね。

 

せっかく感動的なシーンが沢山散りばめられているのに、活かしきれていないというか単純な流れで打ち消されてしまっているというか・・・。

 

何度か観ればまた違った感想になるかもしれませんが、初見の感想は「シリーズでいちばん感動したし、大興奮だったし、これで最後だという感慨と寂しさと、一部納得いかない部分と、単純に感じてちょっと興ざめしてしまった部分とが混ざり合う、複雑な気持ちになった」です。

 

大満足な部分と、これじゃあちょっと・・・っていう部分が同居していました。

点数を付けるなら70点ですかね。

 

私は1番最初のEp4、「スター・ウォーズ」からほぼリアルタイムで観てきた世代です。

正直言うと、旧「スター・ウォーズオリジナル三部作」は、当時、好きは好きなんだけどそれほどファンではありませんでした。

 

かなりの年月を空けてEp1「ファントム・メナス」からEp3「シスの復讐」までが公開され、そこでやっと普通の「スター・ウォーズ・ファン」になったんですね。

 

そして新三部作であるEp7から本作まで公開され、完結となりました。

もう今はどっぷり「完全にスター・ウォーズ・ファン」ですよ。

 

こちらも完結した「アベンジャーズのMCU作品シリーズ」と、この「スター・ウォーズシリーズ」、どちらか選べと言われたら私はスター・ウォーズシリーズを選びますし、4K-Ultra HD Blu-rayが全作出たとしたら、間違いなく買うのはスター・ウォーズシリーズです。

 

確かに、前作・本作と不満点はたくさんあったのですが、この新三部作があったからこそ、ここまでスター・ウォーズを好きになることが出来たんです。

ネタバレ感想のパートでもたくさん不満点を書きまくっていますが、私の作品への「愛情の裏返し」であるということをご理解いただき、読んでいただけるとありがたいです。

 

つづいて画質、音質面の感想も述べたいと思いますね。

 

スターウォーズEp9/スカイウォーカーの夜明けの画質・音質面の感想

 

今回は「I-MAXシアター」の2D版で鑑賞しましたから、非常に画像が綺麗でした。

当たり前ですけどね。

 

しかし、「I-MAX」であっても私の眼は気になるところを発見してしまいましたよ。

判別でき過ぎるのも考えものです・・・。

普段「Blu-ray」や「4K-Ultra HD」でチェックしまくってますから、クセになってますね。

 

全体に非常に細かいのですが、正直「クッキリ感」は物足りなく感じました。

これは「ブレードランナー2049」の4K-Ultra HD盤を店頭の4K有機ELテレビで見たときも感じたことなので、表示ドットが細かいものは「どうしてもそうなってしまう」仕方のないことなのかもしれません。

480iの動画を1080pにアップコンしたら滑らかで細かくなるのに「生ぬるく」感じるあれと同じですよ。

でも、それが本当で、私が完璧を求めすぎているのかもしれませんね。

 

さすがに映像の滑らかさは素晴らしい。

クッキリ感は少ないけれど、解像できていないわけではありません。

通常上映とは品質が全く違います。

 

ですが、所々に粒子感というかノイズというかそういうものを感じまして。

普段薄暗い場所やグレーの場所、白のわずかに暗い部分とかに感じるものと同じです。

他が綺麗なだけに目立ってしまいましたね。

 

これはソフト化されると同じ現象が出そうです。

 

でも心配ご無用、普通はまず気が付かないと思います。

高画質マニアだからこその悩みですね。

 

音響は凄すぎです。

爆音、轟音の嵐。

 

もう50歳のワタシには、あの音圧で身体が揺さぶられるほどの強烈な重低音はちょっとしんどい。

お腹あたりが振動する感覚がありましたからね。

 

終始爆音なのはやっぱり落ち着けませんよ。

例えば戦艦の発進音だとか、爆発の音だとか、要所要所でドカンと来るならいいのですが、何気ないシーンでも無駄に重低音が効いているんですよね。

もう少し控えめだったほうが落ち着いて鑑賞出来たかな、と思いました。

I-MAXだと、劇場での音量ボリュームってやっぱり「規定でこのくらい」ってちゃんときめられているのだろうか?

 

音の移動感も音量がデカ過ぎていまいち掴みづらかったです。

 

ただ、音質はさすが。

家庭では出すことが出来ない驚異の音質で、ぬるいところがありません。

もう全編にわたりキレッキレですよ。

 

音質だけは、どんなに頑張っても劇場の超高額システムには敵いませんね。

I-MAXの面目躍如です。

やっぱ劇場のモンですよ。

 

スターウォーズEp9 /スカイウォーカーの夜明けのネタバレありの感想!

 

ここからは作品を観たもの、として感想をお伝えします。

ちょっと長いのが申し訳ないです。汗。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは完全にネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

観たことがある方はこちらをクリック

 

観たら賛否両論となるのは間違いないですが、どちらの意見になるにせよ、見る価値があることも間違いないのではないかと思いますよ。

 

まとめ

 

いゃぁ、たっくさんの不満点はあったのですが、それでも「スカイウォーカーの夜明け」は嫌いになれませんでした。

それはやっぱりスター・ウォーズ サーガが好きだからであり、これだけ大変だったであろうサーガのしめくくりを、結果はどうあれやり遂げてくれた監督 J・J やスタッフたちへの感謝の念もあるからだと思います。

不満点も含めてやっぱり満足でしたよ。

 

みなさんも他人の感想にたよらず、ぜひ自分の眼で観て感じてサーガの終わりを目に焼き付けてくださいね。

C-3POのように・・・。

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