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イコライザー(劇場公開バージョン)BDレビュー充分高画質ですよ!

2019年12月15日

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イコライザー劇場公開バージョン BDパッケージ表面

イコライザー(劇場公開バージョン)BDレビューです。

アメリカ版必殺仕置人とも言うべき痛快娯楽作で、評価も高い人気作ですね。

 

検証した盤はイコライザーの(劇場公開バージョン)で2015年発売とそこそこ昔の作品ですが、4K-UHD盤を買ったので比較の目的で記事にすることに。

 

ということで、気になる画質・音質を検証してみました。

どのくらいの画質・音質になっているのでしょうか?

 

管理人のレビュー方針・評価能力について

ちなみに私、大人気漫画「 キングダム 」でいうと「 麃公 ( ひょうこう ) 将軍」タイプの本能型なので、上手く作品の評論が出来ません。

「良いか悪いか」、「面白いか面白くないか」は直感的に感じられるけど、どこがどうだから面白いか、という細かいところは気にしないし表現出来ません。

ですから、作品に対する深い考察みたいなものはAmazonレビューとかでも上手に語っている方が沢山いらっしゃるのでそちらにお任せします。

基本観て内容が気に入ったものしか買いませんので、パッケージソフトでレビューしてるものはお気に入りの作品ということでご理解ください。

そういうことで画質・音質中心のレビューをしますね。

画質・音質レビューも「綺麗か汚いか」、「音が良いか悪いか」のみで、「コントラスト」がどうの「白浮き」がどうの「ダイナミックレンジ」がどうのみたいなことは判りません。

その代わり、私は「スーパーリアルイラスト」という写真のような絵が描ける能力があり、そのため画像判別能力は普通ではないことを記しておきますので判断材料にしてください。

耳も普通よりは良いと思いますが、なんせもう50才になるので若い頃聞こえてた音が聞き取れなくなっています。

音質面の詳細なレビューは少なめです。

 

作品評価 8点
画質評価 9点
音質評価 8点

※画質は2Kフルハイビジョンテレビでの評価で、音質評価は音響効果も含めての点数です。

 

イコライザー(劇場公開バージョン)BDの画質面

 

さすがMasterd In 4K版。

画質は素晴らしいです。

 

フィルムグレインなどは無く、下手な4K-UHDよりもはるかに高画質。

全編にわたり極上画質ですよ。

 

本編前のコロンビア ピクチャーズのロゴは高精細、安定画像。

続くヴィレッジ ロードショー ピクチャーズのロゴも極上。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

観たことがある方はこちらをクリック

本編が始まると、ノイズのかけらも無い高精細映像。

 

オープニングのホームセンター場面は隅々まで良く見えます。

マッコールの顔も鮮明そのもの。

 

暗いシーンでも、黒がしっかり締まっているのにちゃんと見えますね。

 

マッコールが夜のダイナーに食事に訪れるシーン、テーブルに並べるスプーンの質感も凄い。

店内も鮮明そのもの。

 

ピントも合うところはちゃんと合い、ボケるべきところはしっかりボケる。

カメラマンの撮影が上手いのでしょうね。

 

娼婦のテリーの裸質感もしっかり捉えられています。

 

外から撮られる、ダイナーの光や、しずくが付くガラス越しにマッコールとテリーが話す店内が美しい。

 

鉄橋をマッコールとテリーが話ながら渡るシーン、遠くにある高層ビルの光までくっきりと映っています。

二人が歩く濡れた路面の質感が凄い。

 

マッコールのシャツやジーンズの柄がくっきり、窓の外に映る景色も素晴らしい美しさ。

 

ロシアンマフィアと組む新興財閥の幹部が降りて来る自家用ジェット機や、乗り込んだ高級車に映り込む夜の光が凄い。

 

ただ、高層ビルの夜景にピントの甘いショットがあるのが残念。

また、最後のモスクワのシーンは遠景がフィルムグレインだらけのノイジーな画面。

他映画の素材の使い回しなんでしょうか?

ボスの屋敷の場面に変わるとまた美しくなるけど。

モスクワのロケはしなかったのかもしれませんね。

 

この2点を除いて、BDとして文句なしの画質です。

 

ピントが合った時の人の顔の質感が素晴らしいです。

遠景の街並みもくっきり。

全編どこをとっても高画質ですね。

 

イコライザー(劇場公開バージョン)BD盤の音質面

 

音声はDTS HD マスターオーディオ 5.1ch。

音楽スコアも前方から自分の身体後ろあたりまで広がり、細かい効果音も後ろや横方向から聞こえてリアル。

上等な音質、音響効果です。

 

※まだ作品を観たことがない方はここからは一部ネタバレ部分が含まれますので飛ばしてください

観たことがある方はこちらをクリック

オープニングのホームセンター場面から、人々の声など音の鮮度、包囲感、移動感など非常に良いです。

コーヒーカップなどのちょっとした物音も生々しい。

 

マッコールがロシア人売春元締めのアジトに単身乗り込み、ゾーンに入るシーンでは全包囲音に包まれ効果音が身体の周りを移動します。

 

ホームセンターでの対決シーン、敵を一人一人葬っていく中、音で誘き寄せるために物音を立てた時のその音が、後方左から後方右へ異様なリアリティーで移動。

実際に自分の後ろで物が転がったかのようです。

 

ライフルマシンガンの発射音が、前方から後方左へ目まぐるしく移動します。

弾丸で弾ける物音が、あらゆる所から上がる。

割れたガラスの上を歩く足音がリアルです。

 

電子レンジトラップ爆発後の、耳をつんざくキーンという音が周りを包み込みます。

 

消火放水の中、ボスキャラを倒すシーンの雨のような水しずくの音はもっと後方からも欲しかったところですねぇ。

 

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作品基本情報

 

監督 アントワーン・フークア
脚本 リチャード・ウェンク
原作

「ザ・シークレット・ハンター」

マイケル・スローン
リチャード・リンドハイム
製作総指揮 ベン・ウェイスプレン
制作 トッド・ブラック / ジェイソン・ブルメンタル / デンゼル・ワシントン / 他
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
劇場公開年 2014年公開
キャスト ロバート・マッコール : デンゼル・ワシントン

テリー(アリーナ): クロエ・グレース・モレッツ

ラルフィ : ジョニー・スコアーティス

テディ・レンセン ( ニコライ・イチェンコ ) : マートン・ソーカス

マンディ : ヘイリー・ベネット

ブライアン・プラマー : ビル・プルマン

スーザン・プラマー : メリッサ・レオ

マスターズ  : デヴィッド・ハーバー

ウラジミール・プーシキン : ウラジミール・クリッチ

 

製品基本情報

 

発売年 2015年発売
本編時間 131分
ディスク情報 ディスク1枚/2層収録50GB・H264/AVC方式
映像収録情報 16✕9 ( 2.35:1 )1920✕1080p
音声収録情報 DTS HD Master Audio5.1ch英語

DTS HD Master Audio5.1ch日本語

字幕情報 日本語字幕

英語字幕

定価 / 実売価格帯 1500円+税 / 1500円前後※記事作成時点の価格ですので変動あり・購入前には必ずご自身でご確認ください
発売元 株式会社ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

 

※私の視聴環境

金欠なのでビンテージものばかりですが・・・画も音もお気に入りです。

TVモニター

※AVアンプがあるためモニター用途として使用

東芝 CELL REGZA 46XE2
4Kブルーレイレコーダー パナソニック DMR-4W200
AVアンプ パイオニア SC-LX86
9chスピーカー ( イマーシブオーディオ非対応 ) メイン・サラウンド・サラウンドバック=デノン SC-700✕3組

センター=デノン SC-E757✕1本

フロントトップ=KEF Q300 ( リニューアル版 )✕1組

ウーファー ヤマハ YST-SW800✕1基

 

まとめ

 

2015年発売の作品ですが、Masterd In 4K仕様ということでBD盤としてはすこぶる画質が良いです。

音質も良好。

下手な4K-UHD盤よりも高画質なのに低価格なので、劇場公開バージョンが欲しい方はゲットすべきです。

 

ただ、アンレイテッド・バージョンとの違いは「残酷描写の多い少ないの差」らしいのですが、続けて見比べてもどこが違うのか発見できませんでした。

 

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