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AKIRAアキラ Blu-rayの画質・音質レビュー 充分キレイ

2020年5月20日

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AKIRA Blu-rayパッケージ 表面

新たに4K-UltraHDで名作アニメの「AKIRA アキラ」が発売されましたので、クオリティ比較のために既発売だったBlu-ray盤の画質・音質レビューをします。

御参考にどうぞ。

※このレビューは現在発売中の廉価版になる前の標準版の物で行いました。

クオリティは同じだと思います。

※以下4K-Ultra HD Blu-rayを4K-UHD、Blu-rayをBDと略します。

 

管理人のレビュー方針・評価能力について

ちなみに私、大人気漫画「 キングダム 」でいうと「 麃公 ( ひょうこう ) 将軍」タイプの本能型なので、上手く作品の評論が出来ません。

「良いか悪いか」、「面白いか面白くないか」は直感的に感じられるけど、どこがどうだから面白いか、という細かいところは気にしないし表現出来ません。

ですから、作品に対する深い考察みたいなものはAmazonレビューとかでも上手に語っている方が沢山いらっしゃるのでそちらにお任せします。

基本観て内容が気に入ったものしか買いませんので、パッケージソフトでレビューしてるものはお気に入りの作品ということでご理解ください。

そういうことで画質・音質中心のレビューをしますね。

画質・音質レビューも「綺麗か汚いか」、「音が良いか悪いか」のみで、「コントラスト」がどうの「白浮き」がどうの「ダイナミックレンジ」がどうのみたいなことは判りません。

その代わり、私は「スーパーリアルイラスト」という写真のような絵が描ける能力があり、そのため画像判別能力は普通ではないことを記しておきますので判断材料にしてください。

耳も普通よりは良いと思いますが、なんせもう50才になるので若い頃聞こえてた音が聞き取れなくなっています。

音質面の詳細なレビューは少なめです。

 

作品評価 8点
画質評価 7点
音質評価 9点

※画質評価は「2Kテレビでの評価」で、4K-UHD盤は「4Kテレビのデモ映像」と「2Kテレビで見たyoutubeの8K映像」を10点満点としますのでかなり厳しい点をつけています。

音質評価は音量や音響効果も加味しての点数です。

 

 

AKIRAアキラBDの画質面

AKIRA Blu-rayディスク

一言で言うと、普通に画質が良いです。

BDとしては充分な画質。

 

フィルム・グレインの粒子の「ジラジラ」とうごめく感じはありますが、ノイズだと言うほどではなく、あまり気にならないレベルです。

所々フィルムのゴミが見えますが、これも気になるほどではなく、逆にフィルムらしさがあって好印象。

 

アップでないシーンは甘い映像の所があります。

 

4K-UHD盤は、確かにかなり鮮明で色も鮮やかで「フィルムゴミ」もキレイに取り払われていますが、だからといってこのBD盤が観れないレベルかというと、全然ありですよ。

価格を考えると満足な画質です。

 

オープニングの「アキラ」の力の暴走で破壊される東京の町並みや、街の復興後の東京上空からの衛星画像?は細かく再現出来ています。

 

出だしのアキラの力の暴走による東京爆発シーンの光、「金田」と「クラウン」のチキンレースのシーンでの、それぞれのバイクのライトの光や、金田のバイクのタイヤのスパークの光などは眩しさすら感じられるくらい。

HDRじゃなくても充分に光を表現出来ています。

 

色彩も鮮やかで問題なしですよ。

 

AKIRAアキラBDの音質面

 

音声はドルビーTrueHD5.1chの192kHz 24bitハイレゾマルチch仕様

これは規格としては4K-UHD盤と同じです。

 

オープニングの太鼓の響きはやっぱり普通のドルビーTrue HDの音声とは違いますね。

強力な重低音と、それが「ふわぁっ」と消えていく感じがたまりません。

 

音はすべてがナチュラルでまろやかな感じです。

 

まろやかと言っても音は鋭く、鮮度が高い。

鋭くても耳に刺さらないんですよね。

 

金田のバイクが走りだす瞬間のスパークの音が凄い。

「芸能山城組」によるコーラスを伴う音楽が凄い。

 

クラウンの登場シーンの左右から浴びせられる吐息のような盛大なコーラスがたまらない。

やっぱり凄い音ですよ。

 

その後の「タカシ」登場の場面でも、音の鮮度が高過ぎるので街の雑踏の空気感が素晴らしいです。

 

繊細な音から轟音まで全てが超高音質。

音響効果も、音に包まれる感じやリアルな音の移動感など、最新作にも負けない極上のものですね。

 

作品基本情報

 

監督 大友克洋
脚本 大友克洋 / 橋本以蔵
原作

漫画「AKIRA」

大友克洋
制作 鈴木良平 / 加藤俊三
音楽 芸能山城組
劇場公開年 1988年公開
キャスト 金田 ( 主人公。バイクが有名 ) : 岩田光央

鉄雄 ( 金田の幼馴染で、タカシとの接触により力が発現する ) : 佐々木望

ケイ ( レジスタンスの少女。霊媒能力が芽生える ) : 小山茉美

アキラ ( 過去に東京の街を力の暴走により壊滅させた子供。実験体No28号。 ) : セリフ無しのため配役なし 

山形 ( 金田の暴走族チームメンバー。鉄雄に殺される ) : 大倉正章

甲斐 ( 金田の暴走族チームメンバー。 ) :  草尾毅

カオリ ( 鉄雄のガールフレンド。鉄雄の意図せぬ力の暴走で死ぬ ) : 淵崎有里子

敷島大佐 ( 大佐と呼ばれる日本軍の指揮官で触れてはならない力を管理しようとする ) : 石田太郎

ドクター ( ナンバーズの力の管理をする医師 ) : 鈴木瑞穂

タカシ ( 施設から逃亡していたナンバーズの子供。実験体No26号。 ) : 中村龍彦

マサル ( ナンバーズの子供。自身の念動力で浮かぶカプセルに乗る。実験体No27号。 ) : 神藤一弘

キヨコ ( ナンバーズの女の子供。予知能力がある。実験体No25号。 ) : 伊藤福恵

( レジスタンスのリーダー ) : 玄田哲章

根津 ( 大佐の起こしたクーデターで失脚・心臓発作で死ぬ政治家 ) : 大竹宏

ミヤコ ( 宗教団体の教祖で、元はナンバーズの実験体No19号だった。 ) : 北村弘一

ハゲ店長 ( 金田たちが待ち合わせに使うバーの店長。鉄雄に殺される ) : 秋元羊介

ジョーカー ( 暴走族クラウンのリーダー ) : キャスト不明

 

製品基本情報

 

※現在は私が所有しているDiskの廉価版のみが発売中

発売年 2011年発売
本編時間  124分
映像特典 ・特報No1、特報No.2

・TVスポット

・予告編No.1、予告編No.2

ディスク情報 ディスク1枚/2層収録50GB・H264/AVC方式
映像収録情報 16✕9 ( ? :1 )1920✕1080p
音声収録情報 ドルビーTrueHD5.1ch 日本語 ( 192kHz 24bit )

ドルビーTrueHD5.1ch 英語

字幕情報 日本語字幕

英語字幕

定価 / 実売価格帯 税込4180円 / 3000円前後※記事作成時点の価格ですので変動あり・購入前には必ずご自身でご確認ください
発売元 ジェネオン・ユニバーサル

 

※私の視聴環境

 

金欠なのでビンテージものばかりですが・・・画も音もお気に入りです。

TVモニター

※AVアンプがあるためモニター用途として使用

東芝 CELL REGZA 46XE2
4Kブルーレイレコーダー パナソニック DMR-4W200
AVアンプ パイオニア SC-LX86

→2020/4/25日にDENON AVC-X8500Hにグレードアップ

9chスピーカー ( イマーシブオーディオ非対応→DENON AVC-X8500H購入で対応完了 ) メイン・サラウンド・サラウンドバック=デノン SC-700✕3組

センター=デノン SC-E757✕1本

フロントハイト=KEF Q300 ( リニューアル版 )✕1組

ウーファー ヤマハ YST-SW800✕1基

 

まとめ

 

やっぱりこの盤は品質が良いです。

 

正直、4K-UHD盤の「画質」がいまいちだったので、BD版をお持ちなら倍の値段の4K-UHDに買い換えなくてもいいのではないかと思います。

ただ、いまいちと言っても「本物のネイティブ4Kとしては」という事で、BD版から格段にクオリティアップしていて確実に今までで最高の画質・音質ではあるので、「最高品質のAKIRAを」、という事なら4K-UHD盤を買うのはありですよ。

 

特に、BD版と同じ音声規格でありながら4K-UHDの音は別物に凄い事になっていますしね。

私が千枚以上触れてきた円盤の中で過去最高の音です。

 

4K-UHD盤は画質は4Kとは言えなかったし値段も高かったですから、絶対に買いの一枚ですとは言えませんけど、一応私は買って後悔はしていないですよ。

 

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