皆さん今買ってるテレビは4Kの液晶テレビや有機ELテレビだと思う。
そこで疑問に思うのだが、4Kテレビを買ってみて本当に画像が綺麗だと感じてるのだろうか、ということ。
私は正直、全く綺麗だと思わない。
フルハイビジョンの2Kテレビのほうが綺麗なのだ。
なぜそう思うのか理由を延べさせてもらう。
注・この記事では高画質マニアならではの「ぼやき」を吐き出させてもらう。
※いやいや、ほんとうのところは最早、ぼやきを通り越して悲鳴レベルなんだけどね。
私個人の不平・不満をぶちまけているので、不快に思う方もいるかもしれない。
「ぼやき」なので言葉遣いも丁寧にはしない。
だから、読みたくない方はここでページを閉じてもらいたいと思う。
それでも構わないなら、しばしお付き合いいただきたい。
4Kテレビは現状10万円以下でも買いたくない!
はじめに断っておくけど、メーカーや業界に対しての「アンチ」の立場からこんなことを書くわけではない。
私は何十年もの間AV ( オーディオ・ビジュアル )※以下AVと略 マニアで、ずっとAV業界やメーカーさんにお世話になってきた。
長年の愛着のある大好きなメーカーさんが沢山あるわけである。
だから本当はこんな記事書きたくないんだよね。
でも書かざるをえない状況になってしまっているので泣く泣く書いている次第。
今のこの現状を改善してほしいだけである。
今でももちろんお世話になってる製品は沢山あって、AVアンプやスピーカー、ブルーレイレコーダー、ヘッドフォンやハイレゾ機器など。
どれもとても素晴らしくて非常に楽しませてもらっている。
しかし、こと「テレビ」に関してはここ何年もず~っとがっかりさせられ続けている。
何度も何度も新製品が出るたびに「今度こそは良くなっているんじゃないか・・・」という期待に胸膨らませながら店頭に足を運んで、そのたびにがっくりと肩を落として帰るということを繰り返しているのだ。
どういうことかと言うと、4Kテレビで観るコンテンツの画質クオリティが、「フルハイビジョンの4倍の超高精細映像」なんてとても言えないのである。
4Kテレビで見る2K素材の映像がひどかった
事の発端は、量販店の店頭で初めて販売された4Kテレビに映し出される地デジやBSなどの2K映像を見たことから。
「なんだこれ?こんなに汚いのか・・・」というのが第一印象。
最初は「出始めだからこんなものか。次のモデルではもっと良くなるだろう。」と思ってそう気にも止めていなかった。
汚いと言っても悪いところだけではなく、さすがに初めて4Kデモ映像を観たときにはそのあまりの素晴しさに「おおっ!」と感心して、これに近い画像が地デジやBSなどの2K素材でもいずれ出せるようになるのだろうと思っていたからである。
ところが。
2世代目、3世代目と新製品が出るのに一向に状態が良くなっていかない。
相変わらず4Kデモ映像はとびっきりの美しさを誇っていたし、4K放送も始まり量販店店頭で見るその映像にも感心した。
しかし、現状のメインコンテンツである肝心の2K素材の映像がそれまでと同様、からっきしダメなのである。
量販店では、「こんなブロックノイズだらけのクッソ汚い映像を4Kテレビだと言って流してて大丈夫なのか?」というレベルの映像を平気で店頭に並べて流している。
本当に売る気があるのだろうか?
私の地元なので超ド田舎であることを考慮したにしても、あり得ない。
美しさが売りであるはずの4Kテレビなのに、店頭で見るその映像は昔のブラウン管テレビの画像以下。
この映像を見て買おうと思うのだろうか?
4Kテレビは有機ELも液晶も2Kフルハイビジョンテレビに負けている
さらに、衝撃の事実なのだが、4Kテレビでありながら4K素材の映像が2Kテレビであるフルハイビジョンテレビに負けているのだ。
私が今現在も使っているのは東芝のCELL REGZA 46XE2。
発売は10年近く前だ。
このテレビ、画質はとても良いのだが大きな欠点があって、熱に非常に弱い。
買った当初から、夏場は冷房をかけてやらないと発熱が大きすぎて電源が落ちてしまう。
この製品はどれも同じらしく、なかには買って2、3年で壊れた人もいるらしい。
私は全録機能として搭載されているタイムシフトマシンを使っていなかったからか、数年前までなんとか壊れずに済んでいた。
しかしとうとうガタが来て、通算3回ほど電源すら入らなくなった。
その度に、丸々1日かけて基板からなにから全てばらして中を綺麗に清掃し、組み立て直して復活させてきた。
あまりにも熱に弱いのに、機器の中は基盤だらけで隙間がほとんど無く、吸気・排熱の機能もしょぼい。
そこで、まる1日かけて魔改造して、PC用の大型ファンを排気用にチューナー部の熱くなりやすい箇所の天面に取り付けて排熱を良くした。
本当に大変だったよ・・・。
こちらがその様子。↓
ここまでして2Kテレビを復活させなければならないほどに、4Kテレビは画質が酷いのだよ ???
こうやってなおかつ扇風機で風を送り始めてからは電源もほぼ落ちなくなった。
46XE2をまだ使っている人は試してみてほしい。
しかし、正直もう限界が来てる。
他の人より長持ちしてるとはいえ、購入時に40万円以上した高級テレビ。
10年もたないなんて思いもしなかった。
そんな状態だから、早く次世代テレビに買い換えたいのだ。
しかし、だ。
今にもテレビが壊れるかもしれない。
なのに、4K液晶テレビはおろか次世代のテレビである有機ELテレビですらこの「壊れかけのラジオ」ならぬ「壊れかけの10年前のテレビ」に画質で負けているため、買い換えることが出来ない。
負けていると言ったが、正確に言うと、画質自体は4Kデモ映像を見る限り最新4Kテレビのほうがはるかに上なのだが、その画質性能が全く活かされていない。
画像処理性能が4K解像度に全く追い付いていないのだ。
強烈な美しさを見せつける4Kデモ映像に対して、同じテレビで映し出す実際の4K放送や4K-UHDソフトはフルハイビジョン以下のトホホな画質。
こんなことがあっていいのか???
買い換えたいのにそれに値するテレビが無いのだよ?
最早悲鳴を上げるしかない。
ちなみに、4Kテレビがフルハイビジョンテレビに画質で負けている、なんて「視力の悪い、頭のおかしい気違い野郎」みたいなことを言っているが、私はメガネをかけて視力が両方1.5、脳の画像処理能力はかなり高い。
何故ならリアルイラストとか写実画とかいった写真のような絵が描けるからだ。
ああいうものは脳内で正確に目から入った情報を処理できないと描くことが出来ないからね。
常人では真似出来ない画像判別能力があるのだ。
ただの気違いではない。
4Kレコーダーを買ったことで驚愕の事実に気づく
私は最近パナソニックの4KレコーダーDMR4W200を購入した。
4W200を買うまでは、当然4K素材は4Kテレビで観れば別次元の超高精細で見れると思い込んでいたのだ。
やっと4Kレコーダーを手に入れ、4K本来の画像がようやく見れる、どんなに美しい映像が見れるのだろうと期待に胸を膨らませながら、量販店に頼んで4W200を店頭に持ち込み、各社最新の4K有機ELテレビと4K液晶テレビにつながせてもらって確認してみた。
自分の手持ちの機器環境で実際どのくらいの画質になるのかで4Kテレビを選びたかったからだ。
自宅で4W200を使い、2K素材として地デジは格闘技番組の「RIZIN」の録画、BSはWOWOWで放送された「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の録画、高画質で選んだblu-ray「ターミネーター2」の4Kレストア盤ほか、4K素材としてBS 4K放送は紀行番組の録画、4K-UHDソフトは手持ちで ( その時点では ) 一番高画質である「ブレード・ランナー2049」を選んで観てみた。
その結果は。
驚愕の結果に呆然としてしまった。
2K素材である地デジとBSは、まぁ今までが今までだからそんなに期待はしていなかった。
予想通り相変わらず地デジのノイズは目立つし、BSの画像は確かに今までよりはかなりノイズが少なくなっているが、自宅で観る映像よりも細部の情報がつぶれてしまっている。
NHK BSの大相撲中継を店頭で見た時に、うしろに映っている観客の顔がノイズは無いんだけど細部がつぶれてしまっていて、まるでベタ塗りされたようだったから、想像どおり。
ここまでは仕方がない。
でも、本当の問題は4K素材。
4K映像が4Kテレビで見て綺麗じゃない !?
録画の4K紀行番組で風景の細部を隅々までチェックしてみたが、自宅で見たフルハイビジョンテレビでの印象と全く変わらない。
しかも、番組内に遠景で車が小さく写っているのだが、その車は自宅のテレビだと細部まで情報が保たれていて、ちゃんと車らしく映されていたのに、4Kテレビだと細部がベタ塗り状態で情報がつぶれてしまっていて、まるでミニカーのよう。
えっ??
これって4Kテレビだよね?
フルハイビジョンの4倍の情報量で超高精細なんだよね?
なんの冗談?????
自宅の2Kテレビと変わらないってなに?
2Kより細部がつぶれてるってなに?
動揺しながらもパッケージソフトの4K-UHDなら大丈夫でしょう、とプレーヤーで再生してみる。
なにこれ?????
自宅で見てあれだけくっきりしゃっきりしていたブレードランナー2049が、ただなめらかなだけの鮮鋭感の無い画像になってしまっている。
解像度的にも2K CELL REGZA と変わらない。
超高画質であるターミネーター2の4Kレストア版BDと、思ったほど良くなかった同作の4K-UHDも見てみたが、自宅で見た映像に明らかに負けてしまっている。
さらに、私の手持ちで一番高画質だと思っているルパン三世のルパンvs複製人間の4K-UHDを再生すると、CELL REGZAではあれだけ当時の描画のかすれたタッチの線がしっかりと出ていたのに、その「タッチを余すところ無く再現していた線」が4Kテレビだとベタ塗りに潰されて、なんの味気も無い平坦な絵になっているのだ。
・・・ボー然。
ソ⚪ーの○9Gや某雑誌でライターが自腹ででも買いたいと書いていた900⚪Fはもちろん、CELL REGZAと同じメーカー、東⚪のX93⚪、⚪ナソニックのおそらく今1番4Kテレビで高画質であるはずのG⚪2000など、全てにおいて、美しさでず~っと見とれて即買いたいと思うテレビなど無かった。
どれもひと目見てダメだと思ったよ。
2Kテレビには無かった4Kテレビの非常に目立つ欠点
・・・これ以外にも現状の4Kテレビには問題点があって、かなり目立つ動きボケがあるのだ。
最初に気がついたのは、店頭で「ワイルドスピードSKY MISSION」の4Kデモ映像を見た時。
崖で今にも転落しそうになっているバスにしがみついてる主人公ブライアンを助けようと、ドムの恋人レティが車をドリフトさせて車のケツにブライアンを掴まらせるシーン。
車がドリフトした軌跡に車サイズの透明なゼリーみたいなものが大きくモワモワっと見えたのだ。
すぐに消えはしたが、何だ?今の。と思った。
それ以外に、ジュラシックワールド 炎の王国の4Kデモ映像でも、島が噴火して逃げ惑う恐竜たちの足の軌跡に、同じ透明のゼリーみたいなものがハッキリと見えたのだ。
明らかに動きボケの症状。
こんな症状は2Kフルハイビジョンテレビには存在しない。
さらにもうひとつ、フルハイビジョンテレビに存在しない症状がある。
皆さんは子供の頃、美術の授業などで絵を描いたことがあると思うが、その時に筆の絵の具を洗う容器を使ったと思う。
その容器に溜まった水をかき混ぜたら、絵の具が底からブワッと浮かび上がって来なかった?
そのブワッと浮かび上がって来る感じと同じように、暗いシーンでテレビ画面からノイズがブワッとというかモワモワっとというか、沸き上がってくるのだ。
気がついたのは店頭で流されていたBSで放送されたバットマンvsスーパーマンの録画映像でのこと。
これが物凄く気になるんだよ。
モワモワ、モワモワ、気になって物語に集中できやしない。
何故こんなにもフルハイビジョンテレビには無かった変な症状があるのか、不思議でならない。
4Kテレビに映し出された映像が素晴らしい画質だったなら、「他にもあの作品はどうだろう?、あの場面はどうだろう?」、と作品を変え、場面を変えて食い入るように見るところだが、あまりの酷さにどれも見続ける気になれず、直ぐに再生を止めた。
4Kテレビなのに8K映像が2Kフルハイビジョンに負けてるって・・・
極めつけはネットにつないで見るYouTubeの8K映像。
自宅のCELLレグザで、4W200に初めから入っているYouTubeアプリで初めて8K映像を見た瞬間、あまりの美しさに「うわぁ、マジか。
これって店頭の4Kデモ映像と全く同じじゃん。」とクギ付けになった。
細部まで行き届く強烈な解像感と、ノイズのかけらも無い恐ろしく安定した画像。
SDRなのに、信じられないくらいに鮮やかで美しい色彩。
その場の空気感さえ感じるほどの迫真のリアリティ。
アホみたいに口を開けて見てしまったよ。
まさしくこの映像が自宅で見れるようになれば、と心底願った4Kデモ映像が、目の前に在ったのだ。
テレビは何度も言うが10年前のフルハイビジョンテレビだよ?
我を忘れて他にもアップロードされていた8K映像を全て食い入るように見まくった。
どれもこれも信じられないくらいに美しい。
デモ映像と全く同じだったものは、動物を写した映像で、さすがに1メートル以内に近づくと画素数の関係で表示ドットが見えるが、1メートル以上離れると全く同じ。
色彩などもHDRとか言うけど正直、変わらない。
4Kテレビ、必要ない。
そう思ってしまった。
フルハイビジョンでこの画像が表示できるなら、4Kテレビならどんなに美しい映像が見られるだろう?と思うのは自然な流れ。
で、8K映像も店頭で見させてもらった。
量販店がネットのテレビ表示に対応してなく、なんとか1世代前の⚪ニー製の4K液晶テレビだけがネットにつなぐことが出来てようやく確認出来たのだが、解像度的には自宅での映像とほとんど変わらず。
逆に4Kテレビのほうがなぜかドット感が感じられて安定感が無く、ジラジラとノイズっぽいというか不自然。
そのうえHDRのせいか色も不自然で、自宅で見たあの空気感までも感じるほどの鬼気迫る迫真のリアリティは無い。
いくら1世代前のテレビといっても、1、2年前に発売された4Kテレビが10年前のフルハイビジョンテレビに負けちゃダメでしょ。
あまりにも期待外れ過ぎる。
こちらもじっくりと見ることなく、1、2分見てもういい、と画面を閉じた。
この状況が正直、信じられない。
けど紛れもない真実。
以前から私はAV情報誌をよく買って隅々まで読んできた。
素敵な製品の数々に毎回毎回すごく心が踊った。
しかし、あまりに4Kテレビがダメすぎて、最近はAV情報誌のベストバイのテレビ部門は読んでもなにも感じなくなった。
評論家がベタ褒めしていても、実際の映像を見るとお話にならないからだ。
つい最近の雑誌でも、プロの評論家が数十種類の4Kテレビをガチでランキング、なんて記事が書かれていたが、有機ELテレビなどは⚪ナ、⚪ニー、東⚪の3社の画質の点数は満点が付いていた。
あの画質で満点ですか?????
評論家の言葉も全く信じられなくなってしまった。
国内大手メーカーのテレビに失望して海外製にまですがるようになった
何度か新製品が出る度に大手メーカー各社のテレビ購入を見送ってきた。
今回、さすがにもう大手メーカーのテレビ画質の悪さに絶望したよね。
人生で初めて、国内大手メーカーの製品ではなくその他の国内メーカーや韓国、中国のメーカーの製品購入を真剣に検討した。
テレビで⚪ニーや東⚪、⚪ナソニックなど以外を検討するなど、私の中では絶対にあり得ないことだった。
それがどうだ、国内大手以外のメーカーには失礼な言い方だが、完全に対象外だったL⚪や⚪イセンス、⚪イリスオーヤマなどまで対象にせざるを得なくなった。
ワラにもすがるような気持ちで、せめて自宅のCELL REGZAレベルで見られる4Kテレビはないのか?と量販店からホームセンターまで渡り歩いて探しまくったよ。
結局、自分で確認出来る全てのメーカーを確かめてみたけど、どこの製品を見ても、買うに値するテレビはついに見つからなかったけど。
これが私の、ぼやきを通り越して最早悲鳴だという理由。
もうフルハイビジョンテレビはほとんど生産されておらず、4Kテレビしか手に入らなくなっているのが現実だ。
もうどうしようもない。
はっきり言って、こんなレベルなら4Kテレビの製造なんか止めて高品位なフルハイビジョンテレビの製造に戻して欲しいと本気で思っている。
メーカーは注力するところを変えて欲しい
私の印象としては、メーカーは「絵に描いた餅」ばかりに注力しているとしか思えない。
ホンモノの餅は実際に食べることができる。
この「実際食べられる餅」が、今現在メインで実際に楽しむことが出来る地デジやBS、BDや4K-UHDだとしよう。
※4K-UHDの映像・音声を2KテレビCELL REGZAでレビューしてみた一覧はこちら↓
注・お伝えしたとおり4Kテレビで観た場合では出てくる映像が全く異質なのでご注意を。
これに対して、「絵に描いた餅」が店頭で見る4Kデモ映像だ。
絵に描いた餅は、どんなに美味しそうに見えてもその味を味わうことは出来ない。
4Kデモ映像も同じ。
どんなに店頭で美しい映像を映していても、自宅でそれと同じレベルの映像を見ることは出来ないのだ。
メーカーはその「餅の絵」ばかりを良くしようとしているとしか思えないんだよね。
もうだいぶ前からデモ映像はこれ以上必要ない充分な画質だと思う。
Amazonや価格.comのクチコミを見る限り、4Kテレビの画質が悪いと書いている人はいない。
この世に私と同じ意見の人はいないのか?
悲しくなってくる。
この記事を偶然読んだメーカーの人が、餅の絵ではなく「実際に楽しめる素材を美しく映し出せる品質」を改善してくれることを切に願う。
出来ると思うんだよね、だって10年前のフルハイビジョンテレビにあれだけの超絶に美しい映像が出せるんだから。
せめてCELL REGZAと同等の画質のテレビを発売して・・・。
※追記 あれから今度こそ4Kネイティブ映像で見れきゃおかしいという構成で再度店頭検証してみた。
その結果は?
↓↓↓